xvpbvx 伊予掾源宗次は俗名を堺三右衛門と称し、内蔵丞正次の次男として佐賀郡長瀬村に生まれ
朝廷から日本鍛冶受領司代頭の論旨を賜り、慶長16年から佐賀藩工となり伊予大掾を受領。
肥前に訪れた豊臣秀吉に刀を献上した際、正宗と見違える刀だと誉め称えられたとも伝えられており非常に技量が高い刀匠です。

作風は、肥前刀工群中にあって特異な存在であり、地刃がよく沸づき、蓮台に素剣,腰樋に添え樋の彫物があり、
盛んな乱れを焼いており、一部二重刃がかり/湯走り砂流しに葉交り/芋蔓金筋交る等豊富な働きが見受けられ、
彫物/御刀ともに出来栄え見事な生ぶ茎傑作刀です。

ハギレ、刃こぼれ、膨れなどはありませんが、ふくらの横手筋あたりに僅かにスレがあります。(写真ではよく見えません)

長さ：４８．６ｃｍ
反り：１．１ｃｍ
目くぎ穴１個
元 幅：約３．０ｃｍ
先 幅：約２．０ｃｍ
元重ね：約０．７ｃｍ
先重ね：約０．５ｃｍ
刀身重さ：約４６１ｇ
刀袋付

刃文/互の目乱れ
地肌/板目流れ肌
帽子/小丸風から掃き掛け心となり棟よりに竪く返る
茎/生ぶ横鑢
ハバキ/銀無垢地一重
鎬造り(庵棟)

落札後、銃砲刀剣類所持等取締法第14条にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出を行ってください。


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